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『ある行旅死亡人の物語』武田惇志・伊藤亜衣(毎日新聞出版)

『ある行旅死亡人の物語』武田惇志・伊藤亜衣(毎日新聞出版)

2022年
216頁




目次(収録作品)


発端 
兎の穴 
橋の上の密談 
警察と探偵 
錦江荘 
家系図を作る 
アルバム 
「沖宗さん」を辿る 
身元判明 
 
2 
面影 
少女時代 
消えた写真の男 
今はなき製缶工場を訪ねて 
原爆とセーラー服 
「きれいな人だったから」 
残された「謎」 
配信と余波 
旅果ての地

現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性、あなたは一体誰ですか?

はじまりは、たった数行の死亡記事だった。警察も探偵もたどり着けなかった真実へ――。
「名もなき人」の半生を追った、記者たちの執念のルポルタージュ。ウェブ配信後たちまち1200万PVを獲得した話題の記事がついに書籍化!

2020年4月。兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死した。
現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑……。記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、身元調査に乗り出す。舞台は尼崎から広島へ。たどり着いた地で記者たちが見つけた「千津子さん」の真実とは?「行旅死亡人」が本当の名前と半生を取り戻すまでを描いた圧倒的ノンフィクション。

出典:毎日新聞出版公式サイト

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