『信長 秀吉 家康はグローバリズムとどう戦ったのか』三浦小太郎(ハート出版)新書
2024年
312頁
目次(収録作品)
第一章 中世という「乱暴狼藉」の時代
第二章 イグナティウス・デ・ロヨラと『霊操』
第三章 イエズス会士・ザビエル
第四章 戦乱の時代のキリシタン大名
第五章 織田信長とルイス・フロイス
第六章 ヴァリニャーノと天正遣欧使節
第七章 世界に連れ去られた日本人奴隷たち
第八章 豊臣秀吉の伴天連追放令
第九章 侵略に対する秀吉のアジア戦略
第十章 宣教師による軍事侵略計画
第十一章 細川ガラシャ その生と死
第十二章 徳川幕府が禁教を決断するまで
第十三章 島原の乱─日本キリシタンの千年王国戦争
第十四章 「天道思想」と一体化した隠れキリシタン
学校では教えてくれない“キリシタン”の歴史
【朝鮮遠征】【伴天連(バテレン)追放令】【鎖国】は国防上の理由だった!
一、ザビエルをはじめとする宣教師たちの暗躍、イエズス会は世界侵略の尖兵だった!
一、秀吉が行なった朝鮮遠征(文禄・慶長の役)に隠された意図とは?
一、“外国のスパイ”となってしまったキリシタン大名や宣教師による仏教、神道への攻撃
一、嘘で塗り固められた“天正遣欧少年使節”の洗脳の実態と末路江戸時代の豊かな文化や、西洋のキリスト教布教が、侵略や植民地政策と密接に結びついていた歴史的事実を知るに至った今、なぜ当時の為政者がキリスト教を禁じたのかを、当時の時代背景に即して再検証することは、現在のグローバリズムとナショナリズムの対立について考える上でも大きな意味合いを持つものと思われる。(本文より)
アマゾン商品説明より
※本書は、『なぜ秀吉はバテレンを追放したのか』を(おそらく)増補し改題した新書版。
[関連]
『なぜ秀吉はバテレンを追放したのか―世界遺産「潜伏キリシタン」の真実』三浦小太郎(2019・ハート出版)
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