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『日本の聖域 アンタッチャブル』「選択」編集部編(新潮文庫)

『日本の聖域(サンクチュアリ) アンタッチャブル』「選択」編集部編(新潮文庫)

2014年
343頁




目次(収録作品)

「宿痾」と化した聖域で

第一部 誰がための国益か
厚労省「薬系技官」 薬害はまた起こる
児童相談所 虐待死防げぬ「社会の暗部」
「法螺吹き」気象庁 誰も責任取らない「技官の園」
新聞休刊日 「一斉は偶然の一致」で押し通す
東海道新幹線 「安全神話」に陰り
犯罪被害者の会 「厳罰化」に走るのは果たして健全か
日本赤十字社 血液事業「独占」で利権の巣窟に
米軍「横田空域」 返ってこない空

第二部 不実と惰性の連鎖
偽装農家 日本の農業を蝕む元凶
公安調査庁 存在意義のない「無能官庁」
箱根駅伝 歪んでしまった「国民的行事」
NHKと相撲協会 腐敗の「共同正犯」
「地震予知」という大嘘 科学者の「良心」が問われている
原子力村 解体は至難
「主犯GE」フクシマの罪 米政府を後ろ盾に傍若無人
世論調査 政治を劣化させる「魔物」

第三部 私欲のみがまかり通る
福島を食い物にする「被曝医療」 御用学者のやりたい放題
記者クラブ制度 これでは真実は伝わらない
利権と化した「除染事業」 まんまと焼け太る「原子力村」
ままならぬ「尊厳死」 病院では安らかに死ねない
「宝くじ」の闇 総務官僚が公然とピンハネ
子どもたちの被曝 行政の無能で拡大する「人災」
東京大学地震研究所 狼少年どころか今や「恐喝屋」
行政委員 利権と化した現代の「名誉職」
在沖縄海兵隊 「移転」でも土地は返らず負担も減らず

解説 田原総一朗

弱者のために、病める人のために、子どもたちのために、正義のために――。この国には、メディアが口をつぐみ、触れることが許されない黒々とした聖域が至る所に存在する。美名を隠れ蓑にして肥え太る者たちの正体とは? 25の組織や制度のタブーに挑む。新聞テレビのニュースだけでは飽き足らない読者に贈る、会員制情報誌の名物連載第二弾。『日本の聖域 偽装の国』改題。

「選択」は1975(昭和50)年創刊の月刊総合雑誌。予約購読制をとっており、各界指導層に読者が多いことで知られる。その執筆陣はマスコミ界を横断し一流多彩だが、すべて匿名としている。

出典:新潮社公式サイト


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『日本の聖域 偽装の国』「選択」編集部編(2012・新潮社) 単行本
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