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『フーコー・コレクション6 生政治・統治』(ちくま学芸文庫)

『フーコー・コレクション6 生政治・統治』ミシェル・フーコー、小林康夫・松浦寿輝・石田英敬編(ちくま学芸文庫)全6巻+別巻1巻

2006年
459頁




目次(収録作品)

真理と裁判形態
“生物‐歴史学”と“生物‐政治学”
ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』への序文
社会医学の誕生
汚辱に塗れた人々の生
「統治性」
十八世紀における健康政策
全体的なものと個的なもの―政治的理性批判に向けて
啓蒙とは何か
道徳の回帰
生命―経験と科学

8年をかけた遺作『性の歴史』全3巻の刊行に並行して、フーコー思想は最後の転回を遂げた。それは、“政治理性批判”というべきものであり、近年になってその全貌が明らかにされてきた。西洋近代の権力は、「人口」を対象として、どのように「治安」維持を図ってきたのか。コレクション第6巻「生政治・統治」は、ドゥルーズが「傑作」と絶賛した「汚辱に塗れた人々の生」や、海外講演「真理と裁判形態」「全体的なものと個的なもの」などを収録する。没後20年を経ていっそうアクチュアルな、フーコー思想が明らかになる。

出典:筑摩書房公式サイト

本シリーズは、『ミシェル・フーコー思考集成』全10巻(筑摩書房)から主な作品を収めたもの。

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