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『サンダカンまで―わたしが生きた道』山崎朋子(朝日文庫)

『サンダカンまで―わたしが生きた道』山崎朋子(朝日文庫)

2017年
376頁




目次(収録作品)

第1部 雨の夜のアクシデント(顔を切られる/判決文と上申書下書き ほか)
第2部 潜水艦長の娘(出生の秘密/呉=軍港の町 ほか)
第3部 自由へのあこがれ(大野=奥越の小京都にて/脱出のこころみ ほか)
第4部 民族と思想の壁に(東京=その片隅で/朝鮮青年との出会い ほか)
第5部 女性史研究へのあゆみ(新宿=風月堂/マロニエの並木道で ほか)

 山崎朋子は、なぜ底辺で生きる女性たちに話を聞き続けたのか。
 明治時代に天草からボルネオのサンダカンにわたった「からゆきさん」の聞き書きで大ベストセラーとなり、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『サンダカン八番娼館』の著者の波瀾に満ちた自伝。
 著者は女優になる夢を密かに抱きながら教員として上京、朝鮮人の青年と出会い、事実婚と別れ。その後知人に顔を切られて重傷を負うアクシデントに遭う。女優になる夢を絶たれた著者は、これまでの半生を省みて、歴史的に不当な差別を受けてきた女性たちの研究を生涯の仕事とすることに決める。
 封建的な考えの残る戦後の日本で、結婚、出産し、いちはやく夫婦共働き、共子育てを続けた著者は、どんな困難にもめげずに自立し続けた。力強い自伝。

出典:朝日新聞出版公式サイト


[関連]
『サンダカンまで―わたしが生きた道』山崎朋子(2001・朝日新聞社)単行本
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