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『新しい1キログラムの測り方』臼田孝(ブルーバックス)

『新しい1キログラムの測り方』臼田孝(講談社ブルーバックス)

2018年
256頁




目次(収録作品)

第1章 計測の基本―単位とは、測るとは
第2章 メートル法の誕生―すべての時代にすべての人々に
第3章 地球から光へ―メートル定義の変遷
第4章 原器から原子へ―キログラム原器の受難
第5章 メートル法から国際単位系へ―あらゆるものを測定対象に
第6章 量子力学と相対性理論の時代―宇宙をつらぬく法則
第7章 量子標準の時代―取り残されるキログラム
第8章 原器から光子へ―キログラムと光をつなぐ天秤
第9章 新しいキログラムへの道―動き出した国際プロジェクト
第10章 一気にゴールへ―メトロロジストたちの奮闘
第11章 定義改定がもたらすもの―すべての時代にすべての人々に

腐食せず、摩耗にも強く、慎重に扱えば10万年は機能するだろうと言われていた「キログラム原器」。しかし、製作から約130年がたったいま、じつはその原器の重さがゆらいでいることがわかってきました。重さの基準が変わってしまえば、1グラムあたりいくらという約束によって成り立っている取引も安心して行えません。絶対に変わらず、誰にとっても納得できる「重さ」の基準とはなにか? 最先端の科学がその難題に挑みます。

出典:講談社BOOK俱楽部

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