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『夏の災厄』篠田節子(角川文庫)

『夏の災厄』篠田節子(角川文庫)

2015年
597頁



平凡な郊外の町に、災いは舞い降りた。熱に浮かされ、けいれんを起こしながら倒れる住民が続出。彼らは日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が、なぜ今頃蔓延するのか? 保健センターの職員による感染防止と原因究明は、後手に回る行政の対応や大学病院の圧力のため難航する。その間にもウイルスは住民の肉体と精神をむしばみ続け――。
20年以上前から現代生活のもろさに警鐘を鳴らしていた、戦慄のパンデミック・ミステリ。
解説 海堂尊

出典:KADOKAWA公式サイト


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