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『ウィトゲンシュタイン読本』飯田隆編(法政大学出版局)

『ウィトゲンシュタイン読本』飯田隆編(法政大学出版局)

新装版2011年
406頁




目次(収録作品)

I 新しいウィトゲンシュタイン像を求めて

遺稿研究の現状
最近の伝記的研究
ウィトゲンシュタインと世紀末ウィーン
ウィトゲンシュタインと現代日本の哲学

II ウィトゲンシュタイン解釈の現状

 1 『論理哲学論考』
『論考』はいまどう読まれるべきか
『原論考』三・二〇二
『論理哲学論考』とフレーゲ
 2 中期のウィトゲンシュタイン
『論考』はなぜ批判されねばならなかったのか
ある論争のかたち──黒田─滝浦論争によせて
数学と数学ならざるもの、あるいは数学の内と外
 3 後期のウィトゲンシュタイン
ウィトゲンシュタインの始め方──『哲学探究』の冒頭をどう読むか
デカルト批判・私的言語の議論
『数学の基礎』第三版について
最晩年の思索
 4 断絶と連続
独我論の問題
「文法」の概念

III ウィトゲンシュタインの遺産

「考える」ということ
言語ゲームと体系的意味論
規則の認識論──クリプキ以降のウィトゲンシュタイン解釈
規則にしたがう
ウィトゲンシュタインと構成主義数学──πの無限小数展開をめぐって
ウィトゲンシュタインの「美学」

IV 付録

ウィトゲンシュタインの遺稿
遺稿の出版状況について(訳者追補)

 ウィトゲンシュタイン略年譜
 人名索引
 事項索引
 出典索引

最新の研究動向を紹介しつつその哲学をより広い文脈の中に位置づけ、未知なる思想家の全体像に迫る。フォン・ライトによる論文「ウィトゲンシュタインの遺稿」を付す。

出典:法政大学出版局公式サイト

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