『徳川時代の宗教』R.N.ベラー(ロバート・ニーリー・ベラー)、池田昭訳(岩波文庫)
1996年
412頁
目次(収録作品)
第1章 日本の宗教と産業社会
第2章 徳川時代の日本社会構造の概要
第3章 日本の宗教(概要)
第4章 宗教と政治
第5章 宗教と経済
第6章 心学とその創始者、石田梅巌
第7章 結び
西洋以外の国で、ただひとつ日本が近代化に成功したのは何故か―アメリカの社会学者ロバート・ベラー(1927‐)が、徳川時代の文化的伝統、とりわけてその宗教のになった役割を、ウェーバーの流れをくむ師パーソンズの近代化論の方法で考察する。欧米人のすぐれた日本論として逸すべからざる著作。原書は1957年刊。
本書表紙(カバー)より
原題『Tokugawa Religion: the Values of Pre-industrial Japan』。
[関連]
『日本近代化と宗教倫理―日本近世宗教論』R.N.ベラー、堀一郎・池田昭訳(1962・未来社)
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