1978年
302頁
定価:760円(税別)
実証主義の精神を承け、社会学の研究対象である社会的事実の明確な規定から筆を起こしたデュルケム(1858-1917)は、アプリオリな観念や価値判断をしりぞけて、事実を「もののように」研究することを基本的な規準と説く。ヴェーバー社会学の「価値判断からの自由」の命題とならんで、社会学の認識態度に大きな影響を与えた書。
本書表紙(カバー)より
[関連]
『社会学的方法の規準』エミール・デュルケーム、菊谷和宏訳(2018・講談社学術文庫)