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『皇帝たちの中国』岡田英弘(ワック)

『皇帝たちの中国―始皇帝から習近平まで』岡田英弘(ワック・WAC BUNKO)新書

新版2022年
296頁




目次(収録作品)

新版まえがき

第1章 前漢の武帝―皇帝とともに生まれた「中国」(「まず皇帝ありき」が中国の歴史だ/中国の「皇帝」とは何か ほか)

第2章 唐の太宗李世民―非中国人を皇帝に迎えた「第二の中国」(鮮卑出身の皇帝の出現/華北大争乱の中で浸透した遊牧民族 ほか)

第3章 元の世祖フビライ・ハーン―モンゴル帝国が支配した元朝(モンゴル帝国と元朝は同一ではない/モンゴル帝国登場に至る背景 ほか)

第4章 明の太祖洪武帝朱元璋―貧民出身の皇帝が建てた最後の漢人王朝(宗教秘密結社出身の異端の皇帝/フビライ死後、元朝帝室を揺るがす内争 ほか)

第5章 清の聖祖康煕帝―満洲人の征服王朝「清帝国」(康煕帝の人品を伝えた第一級史料/なぜ清朝は中国王朝ではなかったか ほか)

歴代皇帝年表
新版に寄せて 毛沢東路線への復帰を本気で進めている新皇帝・習近平 宮脇淳子

内容紹介(出版社より)

「岡田史学」のエッセンス、本書にあり!
現代中国人は「漢文」が読めないので、十九世紀までの「中国王朝」の歴史はまったく知らない。本書は、始皇帝をはじめ、主に、中国史上非常に有名な五人の皇帝(前漢・武帝、唐・李世民、元世祖フビライ・ハーン、明・洪武帝、清・康熙帝)を中心に、その生涯を語りながら、中国人も知らない「中国」を描ききった出色の中国論。

本書は2006年に小社より刊行された『誰も知らなかった皇帝たちの中国』を改題し、宮脇淳子氏の新版に寄せての書下し「毛沢東路線への復帰を本気で進めている新皇帝・習近平」を新たに収録したものです。
始皇帝から始まり、中国共産党が天下を取って以降も、毛沢東から習近平に至るまでの中国の歴史をひもとけば、それらはすべて「皇帝たちの歴史」だったのだ! そして今、習近平が中国の「最後の皇帝」(ラスト・エンペラー)となるのかが問われている。そのためにも本書を手にとり、中国史の真実を直視していただきたい。

楽天ブックス商品説明より


[関連]
『皇帝たちの中国』岡田英弘(1998・原書房)単行本
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『誰も知らなかった皇帝たちの中国』岡田英弘(2006・WAC BUNKO)新書
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