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『エジプト神話集成』(ちくま学芸文庫)

『エジプト神話集成』杉勇・屋形禎亮訳 (ちくま学芸文庫)

2016年
703頁




目次(収録作品)

シヌへの物語
ウェストカー・パピルスの物語
難破した水夫の物語
生活に疲れた者の魂との対話
雄弁な農夫の物語
イプエルの訓戒
ネフェルティの予言
ホルスとセトの争い
メンフィスの神学
二人兄弟の物語〔ほか〕

古代エジプトは紀元前3000年頃に統一王朝が誕生したと言われる。ファラオ(王)たちが永遠の命を求め、神々への賛辞を謳う一方で、庶民のある者は労働の苦労や恋心を歌にし、またある者は官吏になることを目指してさまざまな教訓を学んだ。ピラミッドに刻まれた碑文やパピルスは、太古の言葉を今に伝える重要な資料である。本書は「ホルスとセトの争い」、「メンフィスの神学」など有名な神話に加え、「ピラミッド・テキスト」、神々への讃歌、処世訓などを原典から直接訳出して収録。後世の神話や文学にも絶大な影響を及ぼした作品がここに蘇る。

出典:筑摩書房公式サイト

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