『教科書が教えない歴史２』藤岡信勝・自由主義史観研究会（産経新聞ニュースサービス・扶桑社）全4巻
1996年12月30日初版第1刷発行
253頁
目次（収録作品）
１ 事件の真相
２ 検証・東京裁判
３ 経済成長
４ 生活文化の変遷
５ 異文化のはざまを生きた人々
本書は、産経新聞の連載をまとめたもの。
一話は約3ページでコラムのようで、それが章ごとのテーマに沿って時系列に並べられている。中学生向けに書かれているので非常に読みやすい。
１は、秩父事件、八甲田山遭難事件、足尾銅山鉱毒事件、通州事件、真岡事件などをとりあげる。
２は、東京裁判について。
３は、製鉄所の話や、福沢諭吉・岩崎弥太郎・小林一三などの人物をとりあげ、経済成長について論じる。
４は、人力車、新聞のはじまり、海水浴、映画、歌等々、生活文化の流行について。
５、雨森芳洲・杉田玄白・大黒屋光太夫・高田屋嘉兵衛・勝海舟などの人物をとりあげている。
悪くはないが、本シリーズの第1巻の方がすぐれる。
［関連］
『教科書が教えない歴史 明治～大正～昭和、大事件の真相』藤岡信勝・自由主義史観研究会（1999・扶桑社文庫）
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『教科書が教えない歴史２ 普及版』藤岡信勝・自由主義史観研究会（2005・産経新聞ニュースサービス）
教科書が教えない歴史〈2〉普及版