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『生きるとは何か』島崎敏樹(岩波新書)

『生きるとは何か』島崎敏樹(岩波新書)

1974年1月21日第1刷発行
215頁




著者は精神科医。(1912-1975)
本書は、人の生(人生)を考察したエッセー。乳幼児期、少年少女期、青年期、壮年期、老年期と、人が生きるという営みを分析している。書名から「いかに生きるか」という内容だと思う人もいるかもしれないが、そういう内容ではない。
老年期の考察がネガティブ面ばかりなのが、いま一つに感じたが、全体的には興味深い。なかなかおすすめ。

[筆者注]
(p.6)〔一九二〇年にインドで発見された名高い「狼っ子」カマラ〕
これは今では、研究によってほぼ否定されている。(Wikipedia アマラとカマラ)

(p.19)〔フィリップのかいた七歳のアリス〕
『フィリップ傑作短篇集』(福武文庫)

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