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『入門・医療倫理Ⅱ』赤林朗編(勁草書房)

『入門・医療倫理Ⅱ』赤林朗編(勁草書房)

2007年
246頁




目次(収録作品)

I 規範倫理学(総論[児玉聡])
第1章 功利主義[水野俊誠]
第2章 義務論[堂囿俊彦]
第3章 徳倫理[奈良雅俊]

II メタ倫理学(総論[児玉聡])
第4章 実在論・認知主義[奈良雅俊]
第5章 反実在論・非認知主義[児玉聡]
第6章 メタ倫理学の現在[林芳紀]

III 法と倫理の狭間(総論[稲葉一人])
第7章 権利論[蔵田伸雄]
第8章 法と道徳[山崎康仕]
第9章 法と正義[稲葉一人]

IV ケース集(総論[赤林朗]、編集協力[藤田みさお])
結合双生児の分離手術
抗インフルエンザ薬投与の優先順位
家族に対する偽りの説明
ドナーによるレシピエント推定
既存試料を用いた観察研究
代理出産
子宮摘出にともなう胎児の死
航空機内のドクターコール
家族へのケア
高齢者の肺炎
臨機応変さ
末期ガン患者への嘘
積極的安楽死と消極的安楽死
夜間の診療依頼

『入門医療倫理I』[amazon]に続く応用編。1.理論的な内容を深める。2.具体的な場面に上向する。医療倫理の全分野はこの一冊でつかめる。

本書は4部構成になっている。1.規範倫理学 2.メタ倫理学 3.法と倫理の狭間 4.ケース集。1.~3.が理論を深める方向である。1.では功利主義・義務論・徳倫理を詳述し、2.は錯綜した議論をきれいに整理する。4.の具体例としては、結合双生児の分離手術、家族に対する偽りの説明、代理出産。

出典:勁草書房公式サイト

入門・医療倫理 (2)

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