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『リベラリズムと市民的不服従』鈴木正彦(慶應義塾大学出版会)

『リベラリズムと市民的不服従』鈴木正彦(慶應義塾大学出版会)

2008年
316頁
定価:4,180円(税込)




目次(収録作品)

序章 なぜ支配は正当化されるのか
第1部 政治的責務
第1章 同意は拘束する――社会契約を中心に
第2章 便益を受け取るとは何を意味するのか――感謝とフェア・プレイ
第3章 正義を果たす義務――ロールズの自然的正義責務論
第4章 メンバーであることの重み――連帯的責務の諸相
第5章 アナーキズムとは可能か――哲学的アナーキズムと法の権威
第6章 良心的兵役拒否権と平和的生存の権利――強制の正当化と自由の証

第2部 市民的不服従
第7章 品位ある作法――市民的不服従の総則論
第8章 市民的不服従とは何か――構成要件論
第9章 市民的不服従の正当化――ロールズ、ラッセル、シンガーを中心に
第10章 なぜ立憲民主体制は市民的不服従を必要とするのか

新進気鋭による市民的不服従論。
▼自由な市民がなぜ国家の法に従わなければならないか(=政治的責務)を理論的に正当化する試みと、なぜ特定の条件下で法を破ることが正当化されるのかという政治哲学・法哲学上の壮大なテーマ(=市民的不服従)を、ロールズを参照しつつ理論的に一貫した体系をもって繋ごうとした挑戦的研究。

アマゾン商品説明より

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