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『政治と暴力―安倍晋三銃撃事件とテロリズム』福田充(PHP新書)

『政治と暴力―安倍晋三銃撃事件とテロリズム』福田充(PHP新書)

2022年
160頁




目次(収録作品)

第1章 政治と暴力の関係
第2章 安倍晋三元首相銃撃事件
第3章 テロリズムとは何か?
第4章 日本とテロリズムの深い関わり
第5章 テロリズムを分析する軸
第6章 現代的テロリズムの特徴と変容ーー無差別テロへ
第7章 アメリカのテロ対策から学ぶ4つの機能
第8章 日本のテロ対策と要人警護はどうあるべきか

近年のテロリズムの特徴は、一般市民を狙った無差別テロであった。しかし2022年7月、安倍晋三元首相が街頭演説中に暗殺される事件が発生。大統領や首相など国家の要人であれば厳重な警備が敷かれる一方、同じく特定の要人である元首相に対して比較的、容易にテロが成功してしまった。安倍晋三銃撃事件は、最も古いタイプのテロリズムである「要人暗殺テロ」に分類できる。民主主義国家におけるテロの発生をいかに防ぐべきか。危機管理学、リスクコミュニケーションの専門家がテロリズムの分析から政治と暴力の関係に迫り、問題の本質と教訓を解き明かす。

楽天ブックス商品説明より

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