『闘う商人 中内功―ダイエーは何を目指したのか』小榑雅章(岩波書店)(※「中内功」の本来の表記は「中内㓛」)
2018年
304頁
目次(収録作品)
プロローグ 辞表
1 ジャングル、飢餓・闇市
2 日本型スーパーマーケット創業
3 規制との闘い、メーカーとの戦い
4 日本一の小売業
5 臨時教育審議会委員になって
6 気にかかること
7 流通科学大学
8 SKHとドーム球場と宴の後
9 日本型GMSの土台が崩れてゆく
10 諌言・辞表、そしてダイエー崩壊
エピローグ 旅のおわり
日本一の流通業・ダイエーをつくり上げた中内功は、価格破壊、流通革命の旗を掲げて道を切り開き、這い上ってきた。しかし頂点を極めながら、なぜダイエーは崩壊していったのか。暮しの手帖編集部から中内の秘書に転じ、花森安治と中内㓛、戦後日本人の暮しを大きく変えた二人のカリスマに仕えた著者が、稀代の経営者の知られざる苦闘を描く。
アマゾン商品説明より
[参考]
『流通革命は終わらない―私の履歴書』中内功(2000・日本経済新聞社)
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