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『芥川竜之介紀行文集』(岩波文庫)

『芥川竜之介紀行文集』芥川竜之介(芥川龍之介)、山田俊治編(岩波文庫)

2017年
400頁




目次(収録作品)

松江印象記
軍艦金剛航海記
京都日記
槍ケ岳紀行
長崎
長崎小品
長崎日録
軽井沢日記
軽井沢で
上海游記
江南游記
長江游記
北京日記抄
雑信一束

芥川の国内の旅行記と中国紀行を収録する。芥川は、1921年、「大阪毎日新聞」視察員として中国(上海、杭州、南京、北京など)を訪れる。特派員芥川は、伝統的な中国像にとらわれることなく、中国の実情や対日観を裸の眼で冷静に見つめ、紀行文に新たな方法を試みている。芥川の作品中でも、特異な文学ルポルタージュである。
詳細な注解を付した。

本書表紙(カバー)より

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