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『人間不平等起原論』ルソー(岩波文庫)

『人間不平等起原論』ルソー、本田喜代治・平岡昇訳(岩波文庫)

改版1972年
282頁




目次(収録作品)

本論
第一部
第二部
第三部
原注

付録
ヴォルテールからルソーへの手紙
ルソーからヴォルテールへの返事
フィロポリスの手紙
ルソーのフィロポリスへの返事

かつて人間は不平等のほとんど存在せぬ自然状態にあったが、歴史的な進歩という頽落の過程をへてついには「徳なき名誉、知恵なき理性、幸福なき快楽」だけをもつ存在に堕する。それが専制社会における人間の悲惨なのだ、とルソー(1712‐78)は論じ、同時代の社会と文化を痛烈に批判した。いまも現代人に根元的な思索をうながしてやまぬ書。

表紙(カバー)より


[関連]
『人間不平等起源論―付「戦争法原理」』ルソー(2016・講談社学術文庫)

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