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『ソビエト帝国の崩壊』小室直樹(光文社)

『ソビエト帝国の崩壊―瀕死のクマが世界であがく』小室直樹(光文社未来ライブラリー)文庫

2022年
243頁




目次(収録作品)

1 ソビエトの内部崩壊がはじまった
(ソ連社会はロシア革命直前とそっくりだ/ソ連的経営には致命的欠陥がある/中世的意識のままのソ連労働者 ほか)

2 ソビエト軍は見せかけほど恐くない
(ソ連軍を“張り子の熊”にした組織の論理/みずからの弱さを知ったソ連軍が危ない)

3 日本を滅ぼす“平和・中立”の虚構
(国家の行動原理には二つのものがある/アフガン事件の責任はアメリカにある/先制降伏をとなえる日本の防衛論の低次元ぶり ほか)

1980年8月、本書は小室直樹氏のデビュー作として刊行され、40万部超のベストセラーとなった。小室氏は一躍時代の寵児となり、様々なメディアで言論活動を行うようになる。’91年、予言通りにソ連は崩壊する。なぜ小室氏だけにこのような分析が可能だったのか? 予言の背後にある理論はどいういうものだったのか? 今でも色あせない学問的価値を持つ名著を復刊。

出典:光文社公式サイト

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