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『独立のすすめ 福沢諭吉演説集』(講談社学術文庫)

『独立のすすめ 福沢諭吉演説集』福沢諭吉、小川原正道編(講談社学術文庫)

2023年
368頁




目次(収録作品)

第1章 「演説」と「交際」の創始(「演説」とは何か/演説はなぜ必要か ほか)
第2章 実業界へ出でよ(政治経済学の学び方/仏教保護の必要性 ほか)
第3章 立憲国家の国民へ向けて(塾経営を小泉信吉総長に託す/形ある「文明開化」は銭なり ほか)
第4章 個人の独立、国家の独立(銭は「人生独立の母」なり/元禄武士の心で町人の働きを ほか)
第5章 次世代へのメッセージ(還暦の回顧と後進への期待/気品の泉源、智徳の模範 ほか)

speechを「演説」と訳したのは福沢だった。
そして福沢自身、抜きん出た名演説家だった。

日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない。
明治という時代が大きく動き出す中で、日本のよりよき未来を、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。
著作で見せるのとはひと味違う、福沢のライブ感溢れる言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ!

今日における福沢の思想史的再検討をリードする編者が、残されている速記録や原稿から「名演説」を厳選し、わかりやすい解説を付して編集した、画期的演説集。

出典:講談社BOOK俱楽部

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