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『アメリカの鏡・日本 完全版』ヘレン・ミアーズ(角川ソフィア文庫)

『アメリカの鏡・日本 完全版』ヘレン・ミアーズ、伊藤延司訳(角川ソフィア文庫)

2015年
461頁




目次(収録作品)

第1章 爆撃機から見たアメリカの政策
第2章 懲罰と拘束
第3章 世界的脅威の正体
第4章 伝統的侵略性
第5章 改革と再教育
第6章 最初の教科「合法的に行動すること」
第7章 鵞鳥のソース
第8章 第五の自由
第9章 誰のための共栄圏か
第10章 教育者たちの資質

マッカーサーが邦訳を禁じた日本論の名著、ノーカット版を初文庫化!

GHQ労働諮問委員会の一員として来日したミアーズ。中立な立場で日本を研究してきた彼女にとって、「軍事大国日本」は西欧列強が自ら作り上げた誇張であった。ペリーによる開国を境に平和主義であった日本がどう変化し、戦争への道を突き進んだのか。日本を西欧文明の鏡と捉え、満州事変を軸に中国・韓国との関係を分析しながら、アメリカが変えんとするその未来に警笛を鳴らす。マッカーサーが邦訳を禁じた日本論の名著。

出典:新潮社公式サイト

原題『Mirror for Americans: JAPAN』(1948)。

[関連・参考]
『抄訳版 アメリカの鏡・日本』ヘレン・ミアーズ、伊藤延司訳(2005・角川oneテーマ21)328頁、定価:880円(税込)
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『忘れられた日米関係―ヘレン・ミアーズの問い』御厨貴・小塩和人(1996・ちくま新書)
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