『利潤、利子および投資 ハイエク全集Ⅰ-2』フリードリヒ・ハイエク、西山千明・矢島鈞次 監修、加藤寛・林直嗣・細野助博訳(春秋社)
新版2008年
247頁
目次(収録作品)
1 利潤、利子および投資
2 資本需要を高める投資
3 資本の維持
4 価格の期待・貨幣的撹乱・および不適切な投資
5 貯蓄
6 経済変動の研究にかんする現状と近い将来の見通し
7 「強制貯蓄」の学説の発展にかんするノート
補論 貯蓄のパラドックス
初期ハイエクの経済学的業績であり、『貨幣理論と景気循環』『価格と生産』(本全集第・期第1巻)につづくハイエク景気循環論の三部作の最後にあたる著作。ケインズやフリードマンに代表されるマクロ的分析を批判して、自由主義・個人主義哲学にもとづいたミクロ的分析を展開した著。
出典:春秋社公式サイト