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『個人主義と経済秩序 ハイエク全集Ⅰ-3』フリードリヒ・ハイエク(春秋社)

『個人主義と経済秩序 ハイエク全集Ⅰ-3』フリードリヒ・ハイエク、西山千明・矢島鈞次 監修、嘉治元郎・嘉治佐代訳(春秋社)

新版2008年
408頁
定価:5,060円(税込)




目次(収録作品)

真の個人主義と偽りの個人主義
経済学と知識
社会科学にとっての事実
社会における知識の利用
競争の意味
「自由」企業と競争的秩序
社会主義計算(1)問題の性質と歴史
社会主義計算(2)論争の状況(一九三五年)
社会主義計算(3)競争的「解決」
商品準備通貨制度
リカード効果
国家間連峰主義の経済的諸条件

経済学を中心にしていた前期ハイエクの総決算であり、社会哲学へとシフトしていく後期ハイエクの出発点となった論文集。自由主義哲学のみならず、情報理論、知識論、複雑系理論など、現代の最先端の理論をいち早く展開したハイエクのエッセンスがつまった名著。

ハイエクの知識論は、インターネットあるいはウィキペディアに代表される非中央集権的システム、分散的な知識のあり方を半世紀も先駆けて展開した理論として、現在大きな注目を浴びている。

出典:春秋社公式サイト

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