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『ミル自伝』(みすず書房)

『ミル自伝』J.S.ミル、村井章子訳(みすず書房)

2008年
268頁
定価:3,080円(税込)




目次(収録作品)

第一章 子供時代の早期教育
第二章 早期教育の内面的影響——父の性格と価値観
第三章 父の教育の最終段階——自己研鑽の開始
第四章 青年時代の執筆活動——ウェストミンスター・レビュー
第五章 精神の一大危機——思想の新しい展開
第六章 生涯で最も大切な交友の始まり—父の死—1840年までの執筆活動など
第七章 その後の人生

ジョン・スチュアート・ミルという存在を一言で表すのは難しい。多産のジャーナリスト、才気あふれる論理学者、哲学者、自由主義的な下院議員、最初の夫人参政権論者……「ヴィクトリア時代の火つけ役」とも呼ばれるミルは、父ジェームズの功利主義者のチャンピオンとしての志を継ぐべく父による英才教育を受ける。三歳にしてギリシャ語である。それゆえに生じた青年期の精神の危機、そして長年にわたる交際の末に得た理想の伴侶ハリエット。
ベンサム、リカード等と付き合い、同時代の社会思想のみならず、明治以来の日本にも大きな影響を与えた思想家による自伝の古典が、格段に読みやすい新訳で登場。

出典:みすず書房公式サイト


[関連]
『ミル自伝』J・S・ミル、朱牟田夏雄訳(1960・岩波文庫)

『評註 ミル自伝』J.S.ミル、山下重一訳注(2003・御茶の水書房)

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