『キリシタン版 エソポ物語 付古活字本伊曾保物語』大塚光信校注(角川文庫リバイバル・コレクション)
1971年3月30日初版発行
1989年6月5日再版発行
388頁
本書は、安土桃山時代にローマ字綴りで訳された「イソップ寓話」の翻字と江戸時代に翻訳された「イソップ寓話」を収める。脚注と補注の構成。訳文はない。
上記二つが一書に収められていてよいのだが、文字が小さすぎてきつい。注の字は虫眼鏡が必要なくらい小さい。
「キリシタン版エソポ物語」は、下記の『天草本 伊曾保物語』と(用字が違うが)同じもの。「古活字本伊曾保物語」は、下記の『万治絵入本 伊曾保物語』と同じものなので、興味のある人にはそれぞれそちらをおすすめする。
[関連]
『新版 キリシタン版エソポのハブラス私注』大塚光信(2017・清文堂出版)定価:4,180円(税込)
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『天草本 伊曾保物語』(岩波文庫)
『万治絵入本 伊曾保物語』(岩波文庫)