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『潜水艦伊16号通信兵の日誌』石川幸太郎(草思社文庫)

『潜水艦伊16号通信兵の日誌』石川幸太郎(草思社文庫)

2021年
275頁




目次(収録作品)

第1章 ハワイ真珠湾攻撃へ
波浪高く艦体の動揺猛烈なり
X日ハ予定通リ
マーシャル諸島のクェゼリン基地へ
桜花散るやハワイに嵐して
後ろめたい伊一六潜だけの帰還
真剣さが感じられぬ呉の町の人々

第2章 マダガスカル島攻撃とインド洋通商破壊作戦
母港横須賀へ向けて回航
呉での改造と安芸灘での訓練
ケープタウンまで四箇月の長期作戦
ダーバンに向かいつつあり、果して獲物は?
いまだ敵商船一隻も撃沈せず
ディエゴスアレス湾襲撃中止の無電、筒に届かず
五十日ぶりの太陽に歓喜する
第二次通商破壊戦の戦果やいかん
帰航の途次に作戦続行の命
セーシェル、チャゴス諸島の偵察
ペナンへ、そして横須賀へ

第3章 三度目は南太平洋、ソロモン決戦へ
横須賀出港、ガダルカナル島へ
運命の魔の手が迎えに来るその日まで

解説および潜水艦伊16号関係資料

軍人幸太郎と人間幸太郎の相剋 石川純子
潜水艦伊一六号海底の日誌を読む 戸高一成

ハワイ真珠湾攻撃を皮切りに、インド洋・マダガスカル沖での敵通商破壊作戦を戦い、ガダルカナルに出撃して撃沈された潜水艦伊16号の、奇跡的に残った艦内日誌!

出典:草思社公式サイト


[関連]
『潜水艦伊16号通信兵の日誌』石川幸太郎(1992・草思社)単行本
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