『天皇論―象徴天皇制度と日本の来歴』坂本多加雄(文春学藝ライブラリー)
2014年
310頁
定価:1,474円(税込)
目次(収録作品)
序章 相互理解とは何か
第1章 「選択する自己」から「物語る自己」へ
第2章 国家の来歴
第3章 戦後日本とその物語
第4章 日本国憲法とフランス革命の物語
第5章 近代日本における国家制度の形成過程
第6章 象徴天皇制度と日本国憲法第一条
第7章 近代国際社会と日本
終章 ふたたび相互理解について
日本人の思考は「戦後の来歴」に規定され、近代以降の自国の営みを、きわめて否定的な見地から眺める習慣を身につけてしまった。こうした「戦後の来歴」をひとまず括弧に入れ、近代日本について新たな物語の端緒を見つける試み。早逝した保守論壇の巨星が遺した「国家と国民」の物語。
楽天ブックス商品説明より
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『象徴天皇制度と日本の来歴』坂本多加雄(1995・都市出版)
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