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『なぜ日本人は「ごんぎつね」に惹かれるのか』鶴田清司(明拓出版)

『なぜ日本人は「ごんぎつね」に惹かれるのか―小学校国語教科書の長寿作品を読み返す』鶴田清司(明拓出版)

2005年11月10日初版発行
238頁
定価:1,430円(税込)




目次(収録作品)

はじめに 心の渇ききった時代だからこそ
序章 童話「ごんぎつね」(全文)
第1章 国民的な童話になった「ごんぎつね」
第2章 「ごんぎつね」が私たちを惹きつける理由
第3章 「ごんぎつね」はどう読まれているか
第4章 「ごんぎつね」に隠された秘密
第5章 「ごんぎつね」は親子で読むのに最適な一冊
資料「権狐」(草稿)

著者は教育学者。

本書は、「ごんぎつね」やその他、新美南吉作品について評論。授業における小学生の感想や分析も交え論じている。
書名の「なぜ日本人は「ごんぎつね」に惹かれるのか」については、あまり深い考察はない。新版の「なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか」の方が、まだ内容を表している。
文章は平易で読みやすい。

[関連]
『なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか―国語教師のための「ごんぎつね」入門』鶴田清司(2020・明治図書出版)(本書の改訂新版)定価:2,310円(税込)

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