『ニューギニア砲兵隊戦記―東部ニューギニア歓喜嶺の死闘』大畠正彦(光人社NF文庫)
2019年
264頁
目次(収録作品)
第1章 砲兵隊、南の海へ
第2章 戦場はニューギニア
第3章 反転、歓喜嶺へ
第4章 砲兵対砲兵の戦い
第5章 馬場小隊全滅
第6章 最後の死闘
第7章 転進命令
第8章 彷徨の果てに
発射弾数4260発、激闘3ヵ月半。山砲2門を擁して死闘を展開した砲兵中隊長・大島正彦。兵を慈しむは我が子のようであり、部下の個性と能力を最大限に活かし自らも兵士らに支えられて戦い抜いた、この指揮官にして弱兵なし。砲兵の編成、装備、訓練、補給、戦場生活、陣地構築から息詰まる戦闘の一挙手一投足まで縷々活写した希有の戦記。
出典:潮書房光人新社公式サイト