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『証言 三島由紀夫・福田恆存たった一度の対決』持丸博・佐藤松男(文藝春秋)

『証言 三島由紀夫・福田恆存たった一度の対決』持丸博・佐藤松男(文藝春秋)

2010年10月30日第1刷発行
263頁
定価:1,780円(税込)




目次(収録作品)

はじめに
第1章 文武両道と死の哲学(対談要旨)
第2章 たった一度の思想的対決ー三島由紀夫と福田恆存
第3章「弱者天国の時代」に抗して
第4章 三島事件前後の真相
第5章 もしも三島由紀夫と福田恆存が生きていたら

終りに当たって 持丸博
終わりに 佐藤松男

著者の持丸は、「楯の会」の初代学生長、佐藤は大学紛争時は、スト反対派の全学委員長で福田恆存と親交のあった人。
著者らの三島、福田との回想、三島事件、大学紛争時の事柄、日本国憲法、日米安保などについて論じ、語り合っている。
両者が見識を有するまっとうな保守派であることが伺える。
三島由紀夫、福田恆存、大学紛争を研究する人は、必読の書。

なお、三島福田の対談は『若きサムライのために』『源泉の感情』『決定版 三島由紀夫全集39』に所収。

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