2010年
240頁
目次(収録作品)
序章 ことばから見る世界―言語と思考
第1章 言語は世界を切り分ける―その多様性
第2章 言語が異なれば、認識も異なるか
第3章 言語の普遍性を探る
第4章 子どもの思考はどう発達するか―ことばを学ぶなかで
第5章 ことばは認識にどう影響するか
終章 言語と思考―その関わり方の解明へ
私たちは,ことばを通して世界を見たり,ものごとを考えたりする.では,異なる言語を話す日本人と外国人では,認識や思考のあり方は異なるのだろうか.「前・後・左・右」のない言語の位置表現,ことばの獲得が子どもの思考に与える影響など,興味深い調査・実験の成果をふんだんに紹介しながら,認知心理学の立場から語る.(カラー口絵2頁)
出典:岩波書店公式サイト