『雪は天からの手紙―中谷宇吉郎エッセイ集』中谷宇吉郎、池内了編(岩波少年文庫)
2002年
285頁
目次(収録作品)
1 北国での研究
(雪の十勝/雪を作る話/低温室だより/南極・北極・熱帯の雪/雷獣)
2 科学者たち
(球皮事件/「茶碗の湯」のことなど/湯川秀樹さんのこと/長岡と寺田/ケリイさんのこと)
3 日常の科学
(兎の耳/米粒の中の仏様/線香花火/茶碗の曲線)
4 科学のこころ
(千里眼その他/立春の卵/比較科学論)
5 若き君たちに
(「霜柱の研究」について/地球の円い話/私の履歴書/イグアノドンの唄)
雪の結晶の研究で有名な物理学者,中谷宇吉郎.寺田寅彦に師事し,随筆家としても名を馳せた.「雪の十勝」「兎の耳」「立春の卵」「地球の円い話」「イグアノドンの唄」など,科学の面白さと味わいに満ちたエッセイ22編.
出典:岩波書店公式サイト