『側近日誌―侍従次長が見た終戦直後の天皇』木下道雄、高橋紘編(中公文庫)
2017年
571頁
定価:1,400円(税別)
目次(収録作品)
側近日誌(昭和二十年/昭和二十一年)
関係文書(侍従職記録/聖談拝聴録原稿(木下のメモ)1「緒言」 ほか)
父のこと(はじめに/父・木下道雄のこと)
解説 昭和天皇と『側近日誌』の時代(宮中改革/皇子たちの教育問題 ほか)
敗戦という未曾有の事態にあって退位論や遷都論かまびすしい最中、昭和天皇がとった「独自の行動」とは? 天皇がマッカーサーと会見した直後の昭和二十年十月から翌年五月までの、日本人と皇室の将来をかけて模索を続けた昭和天皇の「肉声」を綴った侍従次長の貴重な記録。
出典:中央公論新社公式サイト