『メルロ=ポンティ・コレクション』モーリス・メルロ=ポンティ、中山元訳(ちくま学芸文庫)
1999年
305頁
目次(収録作品)
言語について(表現としての身体と言葉/言葉の問題)
身体について(問い掛けと直観/絡み合い―キアスム)
自然について(自然の概念)/政治と歴史について(プロレタリアから人民委員へ/歴史の理論のための資料/個人の歴史と公共の歴史における「制度」)
芸術について(セザンヌの疑い)
メルロ=ポンティの思想の魅力は、言いえないものを言うために傾ける強靱な思想的な営為にある。彼の思考の根幹にあるのは、客体であるとともに主体であり、見る者であるとともに見られるものであるという「身体」の両義性を考え抜こうとする強い意志である。この「身体」という謎によって開ける共同の生と世界の不思議さ。
出典:筑摩書房公式サイト