1976年9月20日初版発行
238頁
定価:1,000円
目次(収録作品)
第1章 私たちの生活のなかでの民話(稲田浩二・武田正・小沢俊夫)
第2章 外国の民話研究者が見た日本の民話
日本と中国の昔話は強い親近関係にある ペン・ユ・ホファン(中国)
いろり文化とオンドル文化 崔仁鶴(韓国)
日本の昔話における超自然的世界 インチ・クラウゼーアキディル(トルコ)
日本の民話をロシヤの読者が理解できるのはなぜだろうか キリル・ヴェ・チストフ(ソ連)
ドイツ人の目から見た日本の昔話 ルッツ・レーリヒ(西ドイツ)
日本の昔話のなかで日本的なものはなにか ルードルフ・シェンダ(西ドイツ)
日本の昔話にはさまざまの特徴がある マックス・リュティ(スイス)
蛇聟と蛙女房 カール・ハイディング(オーストリア)
第3章 民話のなかの日本人(1)考え方・行動(稲田浩二・大林太良・小沢俊夫)
第4章 民話のなかの日本人(2)人間・社会・労働(稲田浩二・武田正・小沢俊夫)
第5章 世界における日本民話の位置(稲田浩二・大林太良・小沢俊夫)
外国人研究者による日本の昔話についての論説(第2章)と鼎談(対談)(第1,3,4,5章)で構成された本。
書名には「民話」とあるが、論じているのは多くが昔話について。