1983年3月20日第1刷発行
204頁
目次(収録作品)
1 共感による説得
2 日本語のリズム
3 読みやすさとは
4 レトリックの効用
5 信念のもつ強さ
6 漢字についてのモノサシ
7 センテンスは短く
8 現代にあった文章を
9 事実による説得
10 論理による説得
11 文章力を伸ばす
著者は、学者(文章心理学、計量比較言語学、日本古代史)。
本書は、書名通り説得力を考察し、読みやすい文章を分析し論じるのが主な内容。
含蓄のある話題が豊富で読み物として興味深い。古い本だが、考察の多くが現代にも通用する。文章について関心がある人には、なかなかおすすめ。