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『春宵十話』岡潔(光文社文庫)

『春宵十話』岡潔(光文社文庫)

2006年10月20日初版発行
225頁




目次(収録作品)

春宵十話
宗教について
日本人と直観
日本的情緒
無差別智
私の受けた道義教育
絵画教育について
一番心配なこと
顔と動物性
三河島惨事と教育
義務教育私話
数学を志す人に
数学と芸術
音楽のこと
好きな芸術家
女性を描いた文学者
奈良の良さ
相撲・野球
新春放談
ある想像
中谷宇吉郎さんを思う
吉川英治さんのこと
わが師わが友

解説 有馬朗人

数学者の岡潔の随筆集(エッセー集)。
著者の経歴や回想とともに日本人や教育、数学、芸術等々を語る。含蓄に富む内容で、平易かつ明晰な名文章、60年近く前(元の単行本は1963年刊)に書かれたとは思えない瑞々しさがある。おすすめの名著。

[筆者注]
(p.112)「あのころスポーツ、セックス、シネマの三つのSがいけないと(略)

(こまかい指摘だが)「シネマ」ではなく、「スクリーン」。シネマ(cinema)だと、「S」にならない。

(p.147)「デデキントのいう”Was sind und was sollen”の研究から」

「数とは何か、何であるべきか」(Was sind und was sollen die Zahlen?)
ドイツの数学者、デーデキントの論文。1888年発表。自然数論の基礎を築いた。

[関連]
『春宵十話』岡潔(改版2014・角川ソフィア文庫)(収録作品は、光文社文庫版と同じ)
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