『人間の本性を考える―心は「空白の石版」か』(上下)スティーブン・ピンカー、山下篤子訳(ちくま学芸文庫)
上巻
2025年
512頁
目次(収録作品)
I 三つの公式理論――ブランク・スレート、高貴な野蛮人、機械のなかの幽霊
第1章 心は「空白の石版」か
第2章 ブランク・スレート、アカデミズムを乗っ取る
第3章 ゆらぐ公式理論
第4章 文化と科学を結びつける
第5章 ブランク・スレートの最後の抵抗
II 知の欺瞞――科学から顔をそむける知識人たち
第6章 不当な政治的攻撃
第7章 すべては詭弁だった――「三位一体」信仰を検討する
III 四つの恐怖を克服する――不平等・不道徳・無責任・ニヒリズム
第8章 もし生まれついての差異があるのならば……
第9章 もし努力しても無駄ならば……
第10章 もしすべてがあらかじめ決定されているのならば……
第11章 もし人生に意味がないのならば……
付録/原注/参考文献/人名索引
下巻
2025年
656頁
IV 汝自身を知れ――心の設計仕様書
第12章 人は世界とふれあう――相対主義の誤謬
第13章 直観とその限界
第14章 苦しみの根源はどこにあるのか
第15章 殊勝ぶった動物――道徳感覚の危うさについて
V 五つのホットな問題――人間の本性から見る
第16章 政治――イデオロギー的対立の背景
第17章 暴力の起源――「高貴な野蛮人」神話を超えて
第18章 ジェンダー――なぜ男はレイプをするのか
第19章 子育て――「生まれか育ちか」論争の終焉
第20章 芸術――再生への途をさぐる
VI 種の声――五つの文学作品から
二〇一六年版へのあとがき/解説/原注/参考文献/人名索引
[関連]
『人間の本性を考える―心は「空白の石版」か』(上中下)スティーブン・ピンカー、山下篤子訳(2004・NHKブックス)
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