『官民軍インテリジェンス』丸谷元人・山上信吾・外薗健一朗(ワニブックス)
2025年
352頁
目次(収録作品)
第1章 日本のインテリジェンスの現在地
役所の論理がインテリジェンスの質を低下させている
他国では当たり前だが日本にはないインテリジェンスの重要機能とは?
インテリジェンスのプロが育たない「人事異動」文化
インテリジェンスはトップエリートの仕事
インテリジェンスオフィサーと外交官の決定的な違いとは?〔ほか〕
第2章 外務省のインテリジェンス
外務省のインテリジェンスの強みと弱み
日本は世界に“親友”はいない。でも“友達”はたくさんいる
アメリカにとっての「最も親密な同盟国」は日本でもイギリスでもない
外務省は情報を上に届けるスピードが早い〔ほか〕
第3章 防衛省・自衛隊のインテリジェンス
日本最大の情報機関「情報本部」
警察系のシギント組織「調別」とは?
「宇宙からの目」内閣衛星情報センターの歴代所長は自衛隊出身
情報本部を拡張して国家情報組織にすべき?
日本で生粋の情報将官を誕生させるための取り組みとは?〔ほか〕
第4章 民間のインテリジェンス
「東京の常識」で海外情勢を判断する危うさ
“周回遅れ”で参入してくる日本企業
コンプライアンス至上主義が組織を弱体化させる
世界から狙われる日本企業、次のターゲットはトヨタ?
日本企業はヒューミントに圧倒的に弱い〔ほか〕
第5章 これからの日本のインテリジェンス
対外情報庁の設立に必要な2つのステップとは?
セキュリティクリアランスで怪しい人間をあぶり出す
対外情報機関はオールジャパンの組織に
謀略ができる対外情報機関を作る〔ほか〕