
『戦後思想は日本を読みそこねてきた―近現代思想史再考』鈴木貞美(平凡社新書)
2009年
260頁
目次(収録作品)
第1章 戦後思想は日本を読みそこねてきた
(引き裂かれた日本―大江健三郎「あいまいな日本の私」/読まれそこないの戦争詩―吉本隆明『抒情の論理』/融合論はもう沢山―丸山真男「日本の思想」/人権思想も家族国家論も東西融合)
第2章 丸山真男の歴史意識
(螺旋運動というレトリック/通奏低音の正体/革命思想と進化論受容)
第3章 「近代の超克」思想の基盤
(「近代の超克」の先駆/大正期へ/大正生命主義は百花繚乱)
第4章 「近代の超克」思想の展開
(マルクス主義と大衆社会/日本の使命/「支那事変」と神がかった国体論/「大東亜共栄圏」へ)
第5章 戦後民主主義を超えて
(敗戦、占領は、どう受けとめられたのか/ヒューマニズムは戦争に同調した思想を撃てたのか/近代の総体を問う/知のシステムを問いなおす)