『東電原発裁判―福島原発事故の責任を問う』添田孝史(岩波新書)
2017年
224頁
目次(収録作品)
第1章 始まった裁判
2章 2008年の「衝撃」
第3章 消された報告書
第4章 前橋地裁判決
第5章 科学の「不確実さ」、司法は裁けるか
第6章 残された課題
2017年春,司法が大きな一歩を踏み出した.福島原発事故における東京電力の刑事責任を問う初公判が開かれたのである.検察が持つ膨大な証拠やデータで明かされる事実とは何か.津波の予見は不可能とする被告の主張は真実なのか.各地で継続中の民事訴訟とともに,未曽有の事故をめぐる一連の裁判をレポートする.
出典:岩波書店公式サイト