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『[増補]決定版・日本史』渡部昇一(扶桑社新書)

『[増補]決定版・日本史』渡部昇一(扶桑社新書)

2020年
303頁




目次(収録作品)

第1章 古代―日本人のメンタリティはこうしてつくられた
(歴史には二つの見方がある/日本の神話が「国をつくった」ではなく「島国をつくった」で始まるのは? ほか)

第2章 中世―「民の暮らし」を意識した武家政権が誕生した
(四百年続いた平安時代を突如終わらせた原因とは?/後白河上皇の反乱で台頭した平清盛、出世のために使った神話とは? ほか)

第3章 近世―新時代は信長の比叡山焼き討ちから始まった
(戦国時代百年は、日本の宝であった/織田信長の比叡山焼き討ちから、日本の“近代”が始まった ほか)

第4章 近代―日本は西欧のアジア植民地化に立ち向かった
(徳川幕府に、実質的終止符を打った「小御所会議」四人の決闘/歴史を変えたかもしれない、幕臣・小栗上野介の主戦論 ほか)

第5章 現代―自分の国の歴史を再び問い直す
(戦後、原爆投下によって日本の降伏が早まったというのは嘘である/ポツダム宣言は、無条件降伏ではなく、有条件降伏であった事実 ほか)

日本の歴史という美しい「虹」を見るために。
1冊で読む日本通史の決定版!
大人のための歴史教科書。

個々の歴史的事実についての丹念な研究は尊い。
しかし、それだけでは国史という虹は生じない。
無数の歴史的事実から自分の国の美質を示すのは史観である。
無数の事実を見るための正しい視線の方向と距離が必要なのである。

「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」
という問いが発せられるとき、その答えのヒントとなるもの、それが自分の国の歴史である。

幸いにして日本には世界に誇れる歴史がある。
この素晴らしい歴史を鑑(かがみ)として、今一度、誇り高き日本を取り戻さなくてはならない。
それはこの時代に生きる日本国民全員に与えられた使命であると思うのである。

出典:扶桑社公式サイト

本書は、『[増補]決定版・日本史』(扶桑社文庫)の新書版。

[関連]
『[増補]決定版・日本史』渡部昇一(2014・扶桑社文庫)301頁

『決定版・日本史』渡部昇一(2011・扶桑社)単行本
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