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『川端康成・三島由紀夫往復書簡』(新潮文庫)

『川端康成・三島由紀夫往復書簡』川端康成・三島由紀夫(新潮文庫)

2000年11月1日初版発行
254頁




目次(収録作品)

はじめに・佐伯彰一
川端康成 三島由紀夫 往復書簡
恐るべき計画家・三島由紀夫(佐伯彰一・川端香男里)
ノーベル賞推薦文(英文・訳文)

東大在学中の三島由紀夫は、処女小説集『花ざかりの森』を川端康成に送り、昭和20年3月8日付の川端の礼状をもって、二人の親交が始まった。文学的野心を率直に認(したた)めてきた三島は、川端のノーベル賞受賞を機に文面も儀礼的になり、昭和45年、衝撃的な自決の4ヶ月前に出された永訣の手紙で終止符を打つ……「小生が怖れるのは死ではなくて、死後の家族の名誉です」恐るべき文学者の魂の対話。

出典:新潮社公式サイト


本書は、書名通り川端と三島の往復書簡を一書にまとめたもの。
双方の礼節をわきまえた言葉づかいが快い。三島の川端に対する敬意が好もしい。

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