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『古事記の読み方』坂本勝(岩波新書)

『古事記の読み方―八百万の神の物語』坂本勝(岩波新書)

2003年11月20日初版発行
204頁




著者は、学者。専門は上代文学。

2部の構成。
第1部は、古事記が書かれた時代の背景や古代の人々の考え、意識を古代の言葉から論じ解説しているのが主な内容。

第2部は、スサノオ、アメノウズメ、ホノニニギ、オホナムヂといった神々をテーマに綴られたエッセー。

内容のあるよい本。文章も平明で読みやすい。
中々おすすめ。

ただ、古事記に興味がある人は、まず『古事記』(角川ソフィア文庫)を読むのを強くおすすめする。

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