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『新編 単独行』加藤文太郎(ヤマケイ文庫)

『新編 単独行』加藤文太郎(ヤマケイ文庫)

2010年
352頁




目次(収録作品)

はじめに――新編集にあたって――福島功夫
序 生れながらの単独登山者 藤木九三
単独行の友へ 永楽孝一

第一章/単独行について
“単独行について”
冬・春・単独行 八ヶ岳/乗鞍岳/槍ヶ岳/立山/奥穂高岳/白馬岳
一月の思い出――剱沢のこと
僕の単独行(富士・冬)
私の冬山単独行 薬師岳から烏帽子岳の小屋まで/鹿島槍ヶ岳/剱岳
[解説]登山史上の加藤文太郎――名登山家・伊藤愿との接点を探る 福島功夫

第二章/山と私
私の登山熱
山と私
山へ登るAのくるしみ
初めて錯覚を経験した時のこと
冬山のことなど
山に迷う
穂高にて A北穂高南本尾根/B前穂高北尾根
[解説]加藤文太郎の人物像 福島功夫

第三章/厳冬の薬師岳から烏帽子岳へ
初冬の常念山脈
槍ヶ岳・立山・穂高岳 A槍ヶ岳・唐沢谷/B立山/C奥穂高・唐沢岳・北穂高
厳冬の薬師岳から烏帽子岳へ
槍から双六岳及び笠ヶ岳往復
厳冬の立山、針ノ木越
[解説]文太郎の登山スタイル 福島功夫

第四章/山から山へ
北アルプス初登山
兵庫立山登山
縦走コース覚書――山から山へ――
兵庫乗鞍―御嶽―焼登山記
ほか

1930年代前半、国内高峰の冬期登山が一般的ではなかった時代に、たったひとりで厳寒の北アルプスを駆け抜け、「不死身の加藤」との異名をとった加藤文太郎。
風雪の槍ヶ岳・北鎌尾根に消えたその生涯は、新田次郎の小説『孤高の人』(新潮社)でも知られ、谷甲州の『単独行者』(山と溪谷社)にも描かれているが、彼の真実は残された著作にある。
加藤の遺稿集『単独行』を新たな視点で編集し直し、時代背景などの詳細な解説を加え、ヤマケイ・クラシックスシリーズとして生まれ変わった『新編・単独行』を文庫化。
永遠の山岳名著が、より手軽に、読みやすくなって新登場。

出典: 山と渓谷社 公式サイト

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