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『しぐさの民俗学』常光徹(角川ソフィア文庫)

『しぐさの民俗学』常光徹(角川ソフィア文庫)

2016年
384頁




目次(収録作品)

序 俗信と心意
第1章 息を「吹く」しぐさと「吸う」しぐさ
第2章 指を「隠す」しぐさと「弾く」しぐさ
第3章 股のぞきと狐の窓
第4章 「後ろ向き」の想像力
第5章 動物をめぐる呪い
第6章 エンガチョと斜十字
第7章 クシャミと呪文
第8章 「一つ」と「二つ」の民俗
第9章 「同時に同じ」現象をめぐる感覚と論理
終 しぐさと呪い

エンガチョ、狐の窓、股のぞき……謎のオマジナイはどこから来た?
「霊柩車に出合ったら親指を隠す」「汚いものに触れたらエンガチョを切る」。呪術的な意味を帯びた「オマジナイ」と呼ばれる身ぶり。息を吸ったり吹いたり、指を組んだり、呪文を唱えたり…人が行う「しぐさ」にまつわる伝承と、その背後に潜んでいる民俗的な意味を考察。伝承のプロセスを明らかにするとともに、そこに表れる日本人の精神性に迫る。身近な暮らしのなかに、新たな発見を見いだしてきた著者の代表作。

出典:KADOKAWA公式サイト


[関連]
『しぐさの民俗学―呪術的世界と心性』常光徹(2006・ミネルヴァ書房)単行本
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