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『日米戦争を望んだのは誰か』渡辺惣樹(ワック)

『日米戦争を望んだのは誰か 真珠湾と原爆 ルーズベルトとスチムソン』渡辺惣樹(ワック)

2020年
224頁




目次(収録作品)

第1章 ルーズベルトの本当の敵は誰だったのか?-「アメリカ第一主義委員会」との攻防
(ルーズベルトに立ちはだかった世論の壁/反ベルサイユ体制・反ニューディール勢力の勃興/ゲッペルスも絶賛する英国の対米プロパガンダ/非干渉主義の旗手、かく戦えりーリンドバークの抵抗その一/ナチスのレッテルを貼られ真珠湾攻撃と共に去りゆく―リンドバークの抵抗その二)

第2章 真珠湾攻撃を恐れていたハワイ
(地元メディアは日本軍来襲を予見していた/震えながら「真珠湾奇襲」の一報を待っていたルーズベルト)

第3章 原爆を落とした男ヘンリー・スチムソンの野望
(恐怖の「スチムソン・ドクトリン」は、こうして生まれた/スチムソンにとっての「善」と「悪」/スチムソンに操られた国際連盟脱退/スチムソンの残した「爆弾」/待ち焦がれた真珠湾攻撃/原爆投下へのカウントダウン/原爆投下とスチムソンの葛藤)

歪んだ歴史解釈を見直そう! 歴史観は自らの頭で考え醸成するものだ!
戦争を煽り、真珠湾攻撃を待ち焦がれていたルーズベルト
原爆投下に固執したスチムソンは非情な軍国主義者だった

正統派と呼ばれている歴史書の近現代史解釈は歪んでいる。読者には、本書を通じて、これまでの正統派歴史書で描かれるあの戦争の姿が、「もしかしたら真の姿ではないかもしれない」という疑念を持っていただければ幸いである。その疑念があれば、巷に溢れるリベラル的倫理観が散りばめられた歴史書を、批判的(懐疑的)に読めるようになるはずである。それはけっして善悪の倫理観からのものではなくファクトに基づいた合理的な批判となる(本文より)。

出典:WAC公式サイト

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