『シンボルの哲学―理性、祭礼、芸術のシンボル試論』S.K.ランガー、塚本明子訳(岩波文庫)
2020年
608頁
目次(収録作品)
第1章 新しい基調
第2章 シンボル変換
第3章 サインとシンボルの論理
第4章 論述的形式と現示的形式
第5章 言語
第6章 死生のシンボル、聖体(サクラメント)祭儀の根元
第7章 死生のシンボル、神話の根元
第8章 音楽における意義について
第9章 芸術的趣意の発生
第10章 意味の織物
シンボルを生み出し、これを操作することこそ人間と動物を区別するものであり、哲学に関心を抱くものは、その基礎をなすシンボルとその意味を認識しなければならない――。アメリカにおける記号論の礎を築き、これを芸術の哲学に発展させた古典的名著。シンボル機能の結実である言語、音楽、美術、神話、祭祀などについて具体的に詳説する。
本書表紙(カバー)より